論文

1996年4月25日

マイクロ操作の分解による非同期式プロセッサの高速化について

電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路
  • 安江 一仁
  • ,
  • Morizawa Rafael K.
  • ,
  • 籠谷 裕人
  • ,
  • 南谷 崇

96
20
開始ページ
17
終了ページ
23
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

本稿では、依存性グラフを用いた非同期式プロセッサの合成手法において、より高速化されたプロセッサを得る手法を提案する。従来の依存性グラフではレジスタ間での値の転送をマイクロ操作と呼び、これを処理の最小単位として考えていた。本手法では従来のマイクロ操作における処理を、レジスタから値を読み出し組み合わせ回路で演算を行う部分と演算結果をレジスハニ書き込む部分の2つに分割し、分割したそれぞれの処理間での依存関係に基づいてグラフを並列化することによって処理の高速化を行う。また、本手法による高速化に伴う回路量の増加はほとんど起こらない。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003316789
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013276
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003316789
  • CiNii Books ID : AN10013276

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