1995年6月6日
相互排他処理機能の依存性グラフ表現とその2相式非同期回路による実現
電子情報通信学会技術研究報告. FTS, フォールトトレラントシステム
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- 巻
- 95
- 号
- 87
- 開始ページ
- 57
- 終了ページ
- 64
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
依存性グラフは、条件分岐、ループ、複雑な並列動作などを含むシステムを記述するための道具であって、容易に2相式非同期回路に変換することができる。しかし、アービタによる相互排他処理機能を表現できないとう問題があった。本論文では、これを解決するため、依存性グラフの拡張として、相互排他処理機能を表すノードの追加を提案する。また、このノードからマッピングされる2相式非同期回路ブロックとして、非同期式アービタとQモジュールによる構成を示し、さらに、自掃モジュールによる高速化手法を適用するために、付加回路の挿入場所を決定するための競合関係を再定義する。最後に、相互排他処理機能を含むシステムの例として、割り込み制御システムと複数資源共用システムの記述と、その実現を示す。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003194075
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10012998
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 110003194075
- CiNii Books ID : AN10012998