共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年 - 2018年

中期以降のライプニッツ数理哲学の展開の体系的解明

日本学術振興会  科学研究費補助金(基盤研究(C))  基盤研究(C)

課題番号
15K02002
体系的課題番号
JP15K02002
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円
資金種別
競争的資金

ライプニッツの幾何学研究の展開について、主に空間構成の理論と実体概念の展開との関連を中心とした解明を行い、初期から最晩年に至る諸概念の変遷の合理的再構成の枠組みを構築した。また、最晩年の空間構成論に着目して、ライプニッツの空間論を、デカルト以降の近代西洋哲学における「ア・プリオリ性」の歴史に位置づける見通しを立てることができた。さらに、ライプニッツの数学研究において幾何図形がどのような役割を果たしているのかを、主として初期のパリ時代の数学論文を検討することで解明した。加えて、こうした研究成果を踏まえるかたちでライプニッツ数理哲学の哲学的意義を評価するためのモデルの構築も試みた。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/15K02002.ja.html
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K02002
ID情報
  • 課題番号 : 15K02002
  • 体系的課題番号 : JP15K02002