2016年4月 - 2018年3月
就眠野菜の機能性は日内リズムを刻むのか?
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
就眠リズムを刻むことが知られているマメ科植物の中からダイズを選択し,そのイソフラボン含量や抗酸化活性,生合成系遺伝子に及ぼす収穫時刻の影響を評価した結果,次の成果を得た。(1)ダイズ葉は明確な就眠リズムを刻んでいる。(2)ダイズ葉が有する抗酸化活性は,明期開始時に比べて暗期開始時に高まる。エダマメ豆果内では,(3)時計遺伝子であるLUXが明確な日内リズムを刻んでいる,(4)イソフラボン合成系の中で桂皮酸4-水酸化酵素(C4H)の発現が,ZT6にピークを示す日内リズムを刻んでいる可能性がある。(5)イソフラボン含量はZT6に低値を示す。
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- 課題番号 : 16K12725
- 体系的課題番号 : JP16K12725