本講演では、占領軍による建物や土地の接収の実態を、当時の資史料を用いて解説を行った。内容は、大阪府全体がどのような占領を受け、どの程度の建物や土地が接収されたのかを明らかにしつつ、現在の大阪公立大学杉本地区に存在した占領軍基地・軍病院であった「キャンプ・サカイ」を具体的な事例として取り上げ、当時の接収の実態と特徴について、当時の写真を豊富に用いながら解説した。
https://toursakai.jp/2018/post_871/