2020年10月
【肝硬変のトータルマネジメント】肝腎症候群に対する治療 海外での動向
肝臓クリニカルアップデート
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 6
- 号
- 2
- 開始ページ
- 205
- 終了ページ
- 211
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 医学図書出版(株)
肝腎症候群は肝硬変や末期肝疾患患者に発症した可逆的な腎機能障害である。薬物治療の基本は、アルブミン製剤投与下に血管収縮薬を投与することであり、欧米ではテルリプレシンが最も一般的に使用されている。また、経頸静脈的肝内門脈大循環短絡術や血液透析も考慮されるが、肝移植が根治的な治療として位置付けられている。治療方針の決定においては、個々の症例の状況を慎重に検討のうえ、最新のガイドラインなどを参考にしつつ行う必要がある。(著者抄録)
- ID情報
-
- ISSN : 2189-4469
- 医中誌Web ID : 2021163210