2019年4月 - 2024年3月
巨大塩田地主野﨑家史料の総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究の目的は、①野﨑家史料を整理し、『野﨑家文書目録』として全容を公開する、②「野﨑家史料研究会」を立ち上げ、野﨑家史料から得られた新たな知見を基に、学際的な共同研究を実施する、その共同研究を通じて、岡山・瀬戸内地域の有力者から出発した野﨑家が、どのように日本の近代化を担い帝国化に対応していったのかについて、明らかにする、③②を通して、『巨大塩田地主野崎家の総合的研究(仮)』を刊行することである。この内今年度は、前年度に引き続き、①を重点的に行った。実績の概要は以下の通りである。
・野﨑家史料は、主に野﨑家住宅(野﨑家塩業歴史館)の母屋と書類蔵に収納されている。これらの野﨑家史料について、主に大阪大学と岡山大学の日本史研究室の院生・学生、および岡山在住の地元研究者を組織して、8月28日~30日に大規模調査、7月23日・24日、9月11日~13日、11月22日・23日に中規模調査、2021年3月19日・20日に小規模調査を行い、付箋入れと目録化、必要な史料の撮影を実施した。その結果、今年度は3428点の目録を採り、332点の撮影を行った。
・研究代表者・研究分担者・研究協力者、野﨑家史料に関心を有する若手研究者・大学院生、野﨑家塩業歴史館の関係者が参加して、12月26日に第二回の「野﨑家史料研究会」をオンラインで開催した。本研究会では、研究代表者が調査の進行状況と課題について報告するとともに、研究分担者久野洋の報告「明治期の水害史料について」を基に質疑討論を行った。
・研究代表者・研究分担者は、各自の研究課題について、先行研究を集め、各地の資料館・図書館・博物館等で史料収集を行った。
・野﨑家史料は、主に野﨑家住宅(野﨑家塩業歴史館)の母屋と書類蔵に収納されている。これらの野﨑家史料について、主に大阪大学と岡山大学の日本史研究室の院生・学生、および岡山在住の地元研究者を組織して、8月28日~30日に大規模調査、7月23日・24日、9月11日~13日、11月22日・23日に中規模調査、2021年3月19日・20日に小規模調査を行い、付箋入れと目録化、必要な史料の撮影を実施した。その結果、今年度は3428点の目録を採り、332点の撮影を行った。
・研究代表者・研究分担者・研究協力者、野﨑家史料に関心を有する若手研究者・大学院生、野﨑家塩業歴史館の関係者が参加して、12月26日に第二回の「野﨑家史料研究会」をオンラインで開催した。本研究会では、研究代表者が調査の進行状況と課題について報告するとともに、研究分担者久野洋の報告「明治期の水害史料について」を基に質疑討論を行った。
・研究代表者・研究分担者は、各自の研究課題について、先行研究を集め、各地の資料館・図書館・博物館等で史料収集を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H01309
- 体系的課題番号 : JP19H01309
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
4-
愛媛大学法文学部論集人文学編 (54) 19-43 2023年2月 査読有り
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愛媛大学法文学部論集人文学編 (53) 27-51 2022年9月 査読有り
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愛媛大学法文学部論集人文学編 (51) 1-22 2021年9月
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メディア史研究 (48) 23-43 2020年9月 査読有り
MISC
3-
岡山地方史研究 (160) 10-16 2023年9月
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史学雑誌 132(5) 180-182 2023年5月
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歴史評論 (870) 93-97 2022年10月 査読有り
書籍等出版物
2-
筑摩書房 2023年2月 (ISBN: 9784480075413)
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ミネルヴァ書房 2022年8月 (ISBN: 9784623093496)
講演・口頭発表等
1-
科研(基盤研究B)「巨大塩田地主野﨑家史料の総合的研究」第1回野﨑家史料研究会 2019年12月26日
メディア報道
1-
山陽新聞社 山陽新聞(朝刊) 2019年9月 新聞・雑誌