基本情報

所属
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程
学位
修士(政策・メディア)(2022年9月 慶應義塾大学)
学士(総合政策学)(2020年9月 慶應義塾大学)

連絡先
hisanorikeio.jp
J-GLOBAL ID
202201002483538247
researchmap会員ID
R000045100

外部リンク

【研究内容】
英語語彙指導における新しいフレームワークの開発を目的に、今は、認知言語学をはじめとする言語理論の視点から多義語の習得・指導法を研究しています。特に、多義語の意味構造に着目し、新たな理論枠組みを提案することが当面の目標です。また、自然言語処理(NLP)の技術等を活用し、多義語の出現頻度や学習者の認知パターンを分析し、より効果的な語彙指導法の開発を目指すことも行っております。

【研究課題】
大学院では、数多くの研究プロジェクトに携わってきましたが、それらは主に以下の4つに分類されます。

①多義語のパラドックスと新たな多義語理論の提案
認知言語学の観点から、多義語の意味変化と構造を解明して、英語語彙指導に応用可能な認知モデルの開発をしていま

②認知言語学に基づく多義語指導法の提案
既存の指導法との比較を通じ、学習者への影響を実証的に検討。認知言語学と自然言語処理の融合をした語彙構造の違いを調べています

③コーパス(BNC, COCA)および言語モデル(BERT)を活用した認知意味論研究
多義語の意味ネットワーク分析と学習者の語彙認知のモデル化をしています。

④認知言語学の知見を活かした英語教材の開発
日本のようなEFL環境における語彙習得の効果的なアプローチの検討をしています。

【今後の展望】
今後の展望として、認知言語学の理論と自然言語処理の技術を融合し、多義語の習得メカニズムを体系的に解明することで、より効果的な語彙指導法を確立することを目指しています。現在は、学習者の語彙習得プロセスを実証的・定量的に分析し、教育現場での応用可能な教材開発を進めています。

【その他】

  • プログラミング言語として、Python, Ruby, Ruby on Rails等が書けます。
  • noteを通じて、認知言語学・語彙習得論の記事を書いています。→https://note.com/vocab_1213 

論文

  9

MISC

  2

講演・口頭発表等

  33

委員歴

  3

所属学協会

  3

Works(作品等)

  4

社会貢献活動

  12

その他

  9
  • 2022年4月 - 現在
    バンザンの一事業である「オンライン家庭教師のメガスタ」にて英語を担当。
  • 2018年4月 - 現在
    英語講師として勤務。
  • 2017年4月 - 現在
    英語科家庭教師として勤務。
  • 2020年10月 - 2021年3月
    英語科非常勤講師として勤務
  • 2019年4月 - 2020年3月
    英語講師として1年間勤務。
  • 2018年3月 - 2018年8月
    非常勤講師として、英語を担当。
  • 2017年4月 - 2018年3月
    都内の大手進学塾である、栄光ゼミナールの大学受験部にて英語講師を担当。
  • 2013年4月 - 2014年3月
    英語科講師として、慶應合格コースを1年間担当。
  • 『英語の音が劇的に聞こえてくる28のリスニングルール COML[コムエル] (COMシリーズ) 』(iCOM 2022年出版)の初稿の編集を担当。