2020年4月 - 2022年3月
有機材料の活用によるアンドロイド皮膚の高機能化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
多種情報機能を備えるアンドロイド皮膚実現のため,(1)皮膚変色機能方式の検討,(2)感触改善のための手骨格構造の改良,(3)顔皮膚運動の計測解析,(4)皮膚触感と性格印象の関係解析を進めた.(1)骨格層の電子素子と,皮膚表面層の変色体,また両層間の色調整層の組み合わせを多数試し,表面変色の強度と違和感のバランスを確認した.(2)従来課題であった関節可動域の違和感を解消し,新たに別の違和感を調査で拾い上げた.(3)顔の運動と変形を精密計測し,顔の機械性能の定量評価を可能にする手法を提案した.(4)ロボット皮膚触感によって人に性格印象が伝わる効果は,特定の第一印象によって増強されることを見出した.
- ID情報
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- 課題番号 : 20K14697
- 体系的課題番号 : JP20K14697
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Advanced Robotics 2021年11月 査読有り責任著者