2017年 - 2019年
ICT建機の施工履歴データを用いた3次元モデルの生成・活用技術に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
国土交通省では,i-Constructionを推進しており,主に調査,設計,施工における3次元の点群データの具体的な活用方策を示している.特に,出来形管理では,点群データの活用によって,従来の2次元ではなく,3次元の形状比較による出来形管理が可能となった.一方,点群データの取得は,UAVやLS等の新たな測量機器による計測が前提であり,センサを搭載した建設機器の施工履歴データは,時系列の3次元座標を保持するにも関わらず一部の適用に留まっており,維持管理での活用方策も示されていない.本研究は,この施工履歴データに着目し,施工履歴データの出来形管理への適用可能性を明らかにするものである.
- ID情報
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- 課題番号 : 17K06517
- 体系的課題番号 : JP17K06517