2017年10月19日
日常生活に化粧を取り入れるようになった認知症クライエントの例 ~SSPCを用いて~
第25回日本慢性期医療学会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 開催地
- 仙台
認知症デイケアにて、化粧プログラム(60分間)を月3回、4か月間実施した。プログラムは「生活と化粧を関連づけた社会参加支援プログラム(以下SSPC)」の一部を使用し、参加者のうち一事例を報告する。評価は意思質問紙(以下VQ)、QOL-Dを用いた。さらに、プログラム開始時と4か月後に、自身の化粧の価値について聴取した。その結果、VQは開始時から「探索」の意志が上昇し、次第に「達成」の意志が上昇した。QOL-Dは陽性感情や自発性等が上昇し、化粧の価値は「身だしなみ」から「きれいに見せてくれるもの」に変化した。