2014年 - 2016年
神経ペプチドPACAPシグナルを標的とした精神疾患の分子機序解明と治療薬開発
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 26293020
- 体系的課題番号
- JP26293020
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 6,500,000円
- (直接経費)
- 5,000,000円
- (間接経費)
- 1,500,000円
- 資金種別
- 競争的資金
精神疾患は発症機構が依然不明であり、その解明への期待が高い。近年の研究で、PACAPが精神機能を調節し、精神疾患のリスクに関わる可能性が示唆されている。本研究は、同シグナルを標的とする創薬に向けた知見の集積を目的に、関連する主要な脳内及び細胞内情報伝達経路を解析した。その結果、PACAP欠損に伴う表現型へのNA系の関与、軸索伸長におけるBDNFとの関連、PACAP刺激によるβアレスチン2依存的な5-HT2A受容体の細胞内在化、受容体PAC1とβアレスチン2の会合と細胞内移行及びERKの活性化等が明らかになった。これらの知見や構築した各種アッセイ系が、今後の創薬研究に役立つことが期待される。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26293020
- 体系的課題番号 : JP26293020