2012年6月14日
組合せ問題の解を列挙索引化するZDD構築アルゴリズムの汎用化
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション
- ,
- 巻
- 112
- 号
- 93
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 7
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
多くの組合せ問題の解全体は集合族として表現可能である.集合族を表すデータ構造として,Zero-suppressed Binary Decision Diagram(ZDD)が用いられる.解全体を表すZDDが構築できれば,組合せ問題の解全体を列挙して出力することは容易であり,さらに,解の効率的な保持,条件を指定しての検索,一様サンプリング等,解の活用が可能となる.我々が提案するフロンティア法は,組合せ問題の解全体を表現するZDDを直接的に構築する手法であり,複数の研究者によって個々の問題に対して提案されている手法を汎用化したものである.フロンティア法が適用可能な問題には様々な種類があるが,本稿では,それらを分類,整理して,統一的な視点から述べる.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009588445
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013152
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009588445
- CiNii Books ID : AN10013152
- identifiers.cinii_nr_id : 1000010374612