2014年5月29日
異種センサネットワーク/アクチュエータの相互連携を実現するミドルウェアアーキテクチャの検討 (知的環境とセンサネットワーク)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
- ,
- 巻
- 114
- 号
- 65
- 開始ページ
- 115
- 終了ページ
- 120
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
センサネットワーク技術は,多様な分野への応用が可能な技術であり,これまで数多くのセンサネットワークシステムが開発されてきた.しかし,現在使用されているセンサネットワークの多くが特定のアプリケーションに特化した専用のシステムとなっている.そこで我々は,異なる用途のセンサネットワークやその他の機器が連携することができるミドルウェアアーキテクチャとしてCMSAS(Common Middleware in Sensors,Actuators and Storagors)の検討を行っている.CMSASでは,システムを構成する全ての機器に共通のミドルウェアを導入し,共通のミドルウェアのルールに基づき機器の管理を統一化する.これによって,機器間の仮想的な相互の連携を実現することを目指す.本稿では,検討の第一段階として,産業技術総合研究所(AIST)で開発されたRTミドルウェアを利用したCMSASの概念について紹介し,センサネットワークを用いた加速度データ収集システムへのCMSASの実装について述べる.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009902465
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12618979
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025514301
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009902465
- CiNii Books ID : AA12618979