B$_{4}$Cと(Pu,U)O$_{2}$の高温反応
ACTINIDES 2017
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- 開催年月日
- 2017年7月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
B$_{4}$CとU$_{0.93}$Pu$_{0.07}$O$_{2}$の高温反応を調べた。B$_{4}$CとU$_{0.93}$Pu$_{0.07}$O$_{2}$の粉末を1対1と1対4のモル比で混合して、ディスク状に成型して試料を作成した。試料をArガス中、1333または1473Kで熱処理した後、粉末X線回折法で同定したところ、熱処理温度やB$_{4}$CとU$_{0.93}$Pu$_{0.07}$O$_{2}$の混合比と関係なく、試料は、UO$_{2}$と同様な蛍石型酸化物相だった。PuBO$_{3}$の形成は、粉末X線回折法の結果には見られなかった。試料をHe-4\%H$_{2}$ガス中1473 Kで熱処理した場合にも、試料は、B$_{4}$CとU$_{0.93}$Pu$_{0.07}$O$_{2}$の混合比と関係なく、蛍石型酸化物相だった。一方、試料をHe-4\%H$_{2}$ガス中1333Kで熱処理した場合には、試料は、B$_{4}$CとU$_{0.93}$Pu$_{0.07}$O$_{2}$の混合比が1対1と1対4の両方とも、蛍石型酸化物相だけでなく、B$_{4}$C相も含んでいた。