論文

査読有り
2010年5月

EMF法によるCm$_{0.09}$Pu$_{0.91}$O$_{2-x}$の酸素ポテンシャル測定

IOP Conference Series; Materials Science and Engineering
  • 音部 治幹
  • ,
  • 赤堀 光雄
  • ,
  • 荒井 康夫

9
開始ページ
012015\_1
終了ページ
012015\_7
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1088/1757-899X/9/1/012015

Cm$_{0.09}$Pu$_{0.91}$O$_{2-x}$の酸素ポテンシャルの酸素不定比組成や温度依存性を起電力測定(EMF)法で測定した。1173から1333Kまでの温度を40K間隔で、0.018$\leq$ {\it x} $\leq$0.053の範囲について試料にクーロン滴定を行った。その結果、{\it x}が0.018から0.045に増加するに伴って、試料の酸素ポテンシャルは、-31.02から-117.48kJmol$^{-1}$まで徐々に減少し、その後、{\it x}が0.053に増加するまでに-117.48から-283.74kJmol$^{-1}$まで急速に減少した。幾つかの{\it x}について{\it x}を固定して1173から1333Kでの酸素ポテンシャルの温度依存性を測定した。本研究で測定した{\it x}や温度範囲では、酸素ポテンシャルの温度依存性はほとんど線形性を示した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1088/1757-899X/9/1/012015
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5020484
ID情報
  • DOI : 10.1088/1757-899X/9/1/012015
  • ISSN : 1757-8981

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