2017年5月
J-PARCにおける加速器要素開発のための3MeVリニアック
Proceedings of 28th International Linear Accelerator Conference (LINAC 2016) (Internet)
- 開始ページ
- 298
- 終了ページ
- 300
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18429/JACoW-LINAC2016-MOPLR071
J-PARC加速器の要素技術開発に必要な3MeV H$^{-}$リニアックを構築した。イオン源にはJ-PARCリニアックと同じものを用い、RFQは、J-PARCリニアックで2014年まで使用したものを再利用している。設置作業の後、2016年6月からRFQのコンディショニングを開始した。このRFQは様々な問題を克服し、なんとか安定運転に達していたが、2年間運転できなかったので再度コンディショニングが必要であった。現状定格のデューティーファクタでは運転できてはいないが、短パルスならばビーム運転可能となっている。この論文では、この3MeV加速器のコミッショニングと最初の応用例であるレーザー荷電変換試験の現状について述べる。
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- DOI : 10.18429/JACoW-LINAC2016-MOPLR071