2021年10月
J-PARCリニアックのイオン源RFおよび空洞RFの同期システム
Proceedings of 18th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
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- 開始ページ
- 417
- 終了ページ
- 421
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
J-PARCリニアックでは、2014年より高周波放電型(RF)負水素イオン源運転を開始した。RFイオン源ではプラズマ点灯のため数10kWの2MHz RFを高周波アンプから入力する。しかしながら、イオン源のRFが加速空洞のRFと同期を取っていなかったために、リニアック各部における電流波形計測では、形成した中間バンチがイオン源の2MHz揺動によって異なる波高が示された。そこで、我々はイオン源RFと空洞RFの同期を取ることで、ショット(25Hz)ごとのビーム輸送を変わりなく行うことに成功した。