論文

査読有り
2015年9月

J-PARCリニアックにおける181MeVビームのバンチ長測定

JPS Conference Proceedings (Internet)
  • 三浦 昭彦
  • ,
  • Feschenko A. V.*
  • ,
  • Mirzojan A. N.*
  • ,
  • 宮尾 智章*
  • ,
  • 大内 伸夫
  • ,
  • 丸田 朋史*
  • ,
  • Liu Y.*
  • ,
  • 小栗 英知
  • ,
  • 池上 雅紀*
  • ,
  • 長谷川 和男

8
開始ページ
011003\_1
終了ページ
011003\_6
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.7566/JPSCP.8.011003

J-PARCリニアックでは、2009年より新しく設置されたACS(Annular-ring Coupled Structure)空洞を用いて、ビームエネルギーを400MeVに増強するプロジェクトを進め、2013年度には、リニアックで400MeVの利用運転を開始した。J-PARCリニアックの加速空洞で使用する加速周波数は324MHzであるが、ACS加速空洞の加速周波数は972MHzであり、位相方向に3倍の力を受けるため、ACS空洞に入射する部分でのマッチングをとる必要がある。このため、縦方向のビーム長を観測するバンチシェイプモニタを製作し、181MeVに加速したビームのバンチ長の測定を行った。ここでは、製作したバンチシェイプモニタの測定原理、構造について報告する。合わせて、ビーム運転におけるバンチ長測定、および解析結果との比較について報告するとともに、運転の際に発生した真空の悪化現象とその対策について報告する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.7566/JPSCP.8.011003
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5047417
ID情報
  • DOI : 10.7566/JPSCP.8.011003
  • ISSN : 2435-3892

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