2012年6月
武蔵野学院百年史 1912年
- 担当区分
- 共著
- 担当範囲
- 大衆社会の到来とマス・メディア黎明期
- 出版者・発行元
- 武蔵野学院
- 総ページ数
- 166
- 担当ページ
- 145~148
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
20世紀は、第一次、第二次という大きな戦争を挟んで、西欧の衰退、米ソの台頭と東西冷戦、地域紛争、宗教対立、南北問題、さらにソ連とベルリンの壁の崩壊等、波乱に満ちた時代であった。翻って日本は、急速に発展を遂げ、国際政治の舞台に躍り出、第二次世界大戦で敗戦し、その後の奇跡的な復興と経済成長を経験した。1912年前後の20世紀初頭に生まれたものが、今日の様々な事柄、制度、システム、商品の原型となっていたり、世界や社会のあり様に少なからぬ影響を及ぼしている。この頃起こった様々な社会的事象、出来事、メディア状況、新技術の発明や発見等に言及しながら、それが現代に至るまでの世界にどのような影響をもたらしたのかについて考察している。