MISC

2018年12月

【大腿骨近位部骨折のリハビリテーション診療】大腿骨近位部骨折のリハビリテーション診断

総合リハビリテーション
  • 本田 祐士
  • ,
  • 緒方 直史

46
12
開始ページ
1135
終了ページ
1140
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)医学書院

<文献概要>はじめに 大腿骨近位部骨折は,歩行機能の低下により日常生活動作(activities of daily living;ADL)を著しく障害することが多い.そのため,機能回復を目指すために,合併症のコントロールと同時に術後早期からの適切なリハビリテーション診療を行うことが重要となる.リハビリテーション診療はリハビリテーション診断に基づくことで適切なリハビリテーション治療を行うことができる.大腿骨近位部骨折はその発生部位によって,近位側から骨頭骨折,頸部骨折,頸基部骨折,転子部骨折,転子下骨折に分類(図1)される.骨頭骨折,転子下骨折は若年者の交通外傷や高所からの転落などの高エネルギー外傷であることが多く,頸部骨折と転子部骨折は骨粗鬆症を有する高齢者の転倒などにより生じる低エネルギー外傷であることが多い.また,高度な骨粗鬆症例では受傷起点のはっきりしない脆弱性骨折も発生する.超高齢社会である日本では転倒からの頸部骨折や転子部骨折が大きな位置を占めている.本稿では,大腿骨近位部骨折の中で多くみられる,大腿骨頸部・転子部骨折におけるリハビリテーション診断に必要な身体所見や画像所見を解説していく.

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2018&ichushi_jid=J00780&link_issn=&doc_id=20181211120005&doc_link_id=40021740935&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40021740935&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 0386-9822
  • eISSN : 1882-1340
  • 医中誌Web ID : 2019110485

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