MISC

2016年7月

先進プルトニウムモニタリング技術の適用性調査研究; 高レベル放射性廃液の組成調査及びセル外壁における放射線測定結果

Proceedings of INMM 57th Annual Meeting (Internet)
  • 松木 拓也
  • 舛井 健司
  • 関根 恵
  • 谷川 聖史
  • 安田 猛
  • 蔦木 浩一
  • 石山 港一
  • 西田 直樹
  • 堀籠 和志
  • 向 泰宣
  • 富川 裕文
  • 中村 仁宣
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開始ページ
9
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

東海再処理施設(TRP)では、高放射性廃液貯槽(HAW貯槽)で貯蔵している核分裂生成物(FP)を含んだ高放射性廃液(HALW)中に含まれるプルトニウム(Pu)量の監視を目的に新たな検出器の開発を2015年から2017年までの計画で進めている。これにより、HALW中のPu量をリアルタイムに監視することが可能となるため、国際原子力機関が長期課題として掲げている「より効果的・効率的な再処理施設の保障措置」に貢献することが可能となる。本計画の第1段階では、HALWから放出される放射線(中性子/$\gamma$線)の強度及びエネルギーの調査として、HALWの$\gamma$線スペクトル分析及びHAW貯槽が設置されているセル外壁での放射線測定を実施した。本論文では、検出器への適用の可能性のある$^{238}$Pu及び$^{239}$Pu由来の$\gamma$線ピークの詳細及びセル外壁での放射線測定結果について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5056093

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