コリジョンリアクションセル搭載型誘導結合プラズマ質量分析装置による再処理工程試料中の$^{79}$Se, $^{129}$I分析法の開発, 2
令和2年度日本原子力学会北関東支部リモート若手研究者・技術者発表会
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- 開催年月日
- 2020年10月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- online
- 国・地域
- 日本
放射性固体廃棄物の処理処分における環境影響の把握のため、再処理工程試料中の$^{129}$Iは測定ニーズが高い核種である。本研究では、質量分離部の前段のコリジョンリアクションセル中に酸素ガスを導入することで、同重体となる$^{129}$Xeの影響を排除可能なコリジョンリアクションセル搭載型誘導結合プラズマ質量分析装置(CRC-ICP-MS)を用いた$^{129}$I分析法について検討した。本発表では、$^{129}$I測定時の最適ガス流量、$^{129}$Iの分析性能、東海再処理施設の廃液処理施設から採取したヨウ素吸着用フィルター中の$^{129}$Iの測定結果について報告する。