2012年8月
三次元術前計画ソフトを用いた人工股関節全置換術術後評価の試み
Hip Joint
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- 巻
- 38
- 号
- 開始ページ
- 157
- 終了ページ
- 160
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本股関節学会
人工股関節全置換術(THA)術後症例において三次元術前計画ソフトZedHipを用いて、術後インプラント設置評価を行い、その信頼性を検討した。ZedHipを用いて術前計画を併用して施行したTHA 32関節を対象とした。機能的骨盤基準面に対し、radiographic inclination(RI)45°、radiographic anteversion(RA)45°を基本とした。大腿側はステム前捻角(SA)が大腿骨基準準面において大腿骨後顆接線に対し20°となることを原則とした。インプラント設置精度は絶対値平均でRA:7.4±5.3°、RI:4.5±3.4°、SA:8.1±5.9°であった。検者間でそれぞれの項目について大きなばらつきは認めなかった。検者内でも全例それぞれの項目での標準偏差は1°以内であった。ICCは検者間・検者内ともに、いずれの項目も0.98〜0.99でgreatの判定であった。
- ID情報
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- ISSN : 0389-3634
- 医中誌Web ID : 2013081688