基本情報

所属
東京女子医科大学 統合教育学修センター 基礎科学 (2021.4.1〜) 講師
(兼任)看護専門学校 看護学部 非常勤講師
学位
博士(理学)(東京大学)
学士(薬学)(東京大学)

J-GLOBAL ID
200901016725047918
researchmap会員ID
6000004262

外部リンク

専門は動物行動神経学です。変わった経歴を持ちます。薬学部を卒業し薬剤師免許を持ちますが、博士号は理学。ポスドク時代は複合新領域(生態学、ゲノム科学)に携わり、現職は医学部講師です。生物の行動を、ミクロ(ゲノム、遺伝子、細胞)からマクロ(個体、環境、生態系)、時間軸(地球史、進化)まで繋げて考えたいと思っています。

現職では、『逃げる行動を最適化するための1神経細胞における神経応答のシナプス解剖学的解析』、および、『行動最適化の原型回路をモデルとした精神疾患リスク因子のシナプス機能の解析』に取り組んでいます。

本研究は、行動最適化の鍵を担う神経回路がどのように作られ、使われ、適切な行動を導くのか?に焦点を当てます。同じ刺激(音など)でも、感じ方、受け取り方は個人差があり、その結果として現れる行動にも個人差があります。どの行動をとるかを決めるのは、状況や性差、育った環境などの様々な要因があります。そして、神経回路の発生異常は精神・神経疾患の素因であり、研究成果の社会還元が期待されています。例えば、自閉症スペクトラムや発達障害の患者さんは、音や光、痛み等の感覚に対して過敏になったり、逆に感じにくくなるなど、適切な社会的行動が取れないといった症例が散見されます。この原因は、脳の中の「行動最適化回路」の不具合だと考えられます。

本研究は、全ての神経の配線情報が同定されている唯一のモデル生物、線虫 C. elegans をモデルに用います。C. elegansは、体長 1 mm、神経は 302 個しかありません。これは、ヒトの脳の5千万分の1の神経数です。ところが、こんなに単純な生物でも、神経の「配線」はわかっているのに、その「役割」はほとんどわかっていません。私は、まずは線虫の「ミニチュア回路」を明らかにすることで、ヒトの複雑な脳機能の理解への足がかりを作ることを大目標としています。

東京女子医科大学では「若林沙耶香」として登録されていますが、研究上は「堀沙耶香」を使用しています。

一児の母。夫は、東京工業大学 科学技術創成研究院化学生命科学研究所 准教授の若林憲一です。2014年に産前•産後休暇による研究休止期間があります。


論文

  26

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  48

共同研究・競争的資金等の研究課題

  14

担当経験のある科目(授業)

  18

MISC

  19

その他

  3