高齢者の状態像に応じた「排泄ケアマネジメント相談マニュアルVer.2」を開発し、その有効性を検証することを目的とした。その結果、認知症高齢者の排泄ケアマネジメントに対応する、「山形県排泄ケアマネジメントマニュアル(Ver.2)― 行動療法を活用した、認知症高齢者排泄ケアマネジメントの提案」を、アクションリサーチの手法を用い開発した。開発過程には、山形県内の介護保険関係機関から、188名の研修参加者、山形県排泄ケアマネジメント相談員 23名 山形県健康福祉部長寿推進課の参画を得た。開発したマニュアルは、山形県ホームページに健康長寿推進課より、認知症に関する情報資源として公表された。