MISC

2021年2月

糖尿病性腎臓病の発症・進展抑制を目指した新たな検査・診断および食事療法に関する基礎的・臨床的研究

新潟県医師会報
  • 細島 康宏

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開始ページ
2
終了ページ
7
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
新潟県医師会

メガリンは糸球体濾過蛋白質の再吸収・代謝に関わるエンドサイトーシス受容体であるが、近位尿細管細胞におけるメガリンおよびその関連分子の発現や機能が、糖尿病性腎臓病(DKD)を含む慢性腎臓病の発症・進展に深く関与していると考えられる。著者らの研究から、1)メガリンを標的分子としたDKDの発症・進展機序の解明と新規のバイオマーカーの探索、2)DKDの発症および進展を目的とした新しい食事療法の開発について述べた。

ID情報
  • ISSN : 0912-2796
  • 医中誌Web ID : 2021175286

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