2012年4月 - 2015年3月
新規認知症モデルマウスの創出と認知症治療薬の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
認知症の新たな薬剤開発・薬物治療へつなげるために、認知症疾患の根本的治療法開発の基盤となる新規認知症モデルマウスを作製した。これらのマウスでは薬剤誘導により神経変性疾患関連タンパク質を過剰発現できることを確認した。まだ加齢が十分でないため、あるいは他の理由により、神経細胞内においてタンパク質の異常凝集体は観察されていない。また、別のモデルマウスの解析結果から、グラニュリン遺伝子変異がアルツハイマー病や皮質基底核変性症などのタウオパチーの危険因子となる可能性が示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 24591738