2017年8月 - 2019年3月
オートファジーを介したmicroRNA非結合型Argonauteの分解機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
本研究では、microRNA非結合状態にあるArgonauteタンパク質(以下、空のAGO)がユビキチン化を受けた後、どのようにして分解されるのかについて解析を行った。本研究の開始時点で、ユビキチン化された空のAGOがオートファジーによって分解されることを支持する結果が得られていた。そこで、2017年度にユビキチン化された空のAGOに結合するオートファジー関連因子の同定を行い、2018年度にこれらの因子について機能解析を行った。その結果、ユビキチン化された空のAGOはUfd1-Npl4ヘテロダイマーを介して、選択的オートファジーに寄与するVCPによって認識され分解されることが明らかになった。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H06616
- 体系的課題番号 : JP17H06616