基本情報

所属
愛知県立大学 (名誉教授)
学位
修士(東京外国語大学)

J-GLOBAL ID
200901022612753786
researchmap会員ID
1000054794

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Portal del Hispanismo del INSTITUTO CERVANTES

人間とは何か。とても答えられない問を発したことから「ことば」を勉強しようと決めました。人間と動物との違いは言語で、これを知れば、人間がわかるはず。そういう素朴な考えからでした。「ことば」の内、スペイン語を勉強し続けることになったのにはたいした理由はありません。でも今では人と人との関係が日本より濃密に思われるスペイン語圏に思い入れを持っています。スペイン語を公用語としている国は21カ国(プエルトリコも国と数える)、そのうちスペイン、メキシコ、グアテマラ、コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの11カ国に(数日の滞在であっても)行ったことがあります。是非この他のスペイン語圏にも行ってみたいと思っています。
私が大学に入ってスペイン語を勉強し始めた頃は、スペイン語は日常とかけ離れた別世界の言葉のようにまわりの人から思われていました。(今でもそうかもしれませんが)外国というとアメリカ、外国語というと英語というのが一般的見方でした。そのためスペイン語をやっている者は少数派とみなされているようでした。そのせいではないのですが、少数派に共感を覚えます。ただし、地図でスペイン語圏の広さを見たり、15世紀から19世紀の歴史を見ると、スペイン語は、人類にとって重要な言語ということがわかり、決して少数派言語ではありません。
趣味でいろいろな外国語をかじってきました。でも話をするのは日本語でもまだ苦手です。エスペラントにも高校生の頃から共感を覚え、初級程度の勉強はしました。(実力は別にして、ブルガリア・エスペランチスト同盟の2級の認定証をもらっています。)英語に代えて世界中の中学でエスペラントを学習すれば、アメリカの基準がすなわち全世界の基準と同じと考えることはおかしいと考える人が増えると思うのですが。


主要な書籍等出版物

  22
  • 堀田英夫, 川畑博昭, Ana Isabel GARCÍA TESORO, 糸魚川美樹, 塚原信行, Lidia SARA CAJA (担当:編者(編著者), 範囲:第2章 スペイン語圏諸国憲法における言語, 第3章 日本国憲法スペイン語訳とスペイン語圏諸国憲法における組織名・職名の通用性, 第4章 地域差研究におけるスペイン語圏諸国憲法条文上の用語, 第6章 裁判員裁判に必要な日本の法廷用語のスペイン語訳, 第7章 スペイン語圏諸国の公用語規定 - 日本との比較において, 第11章 特定領域スペイン語教育用語彙における地域差, 第12章 スペイン語の地名形容詞における規範と使用語形)
    ひつじ書房 2016年2月 (ISBN: 9784894767751)
  • 堀田 英夫
    朝日出版社 2011年10月 (ISBN: 9784255006086)
  • 監修, 宮城昇, 山田善郎 (担当:共著)
    白水社 1999年1月 (ISBN: 9784560000465)

主要な論文

  50

主要な講演・口頭発表等

  29

主要なWorks(作品等)

  27

MISC

  6

共同研究・競争的資金等の研究課題

  21

メディア報道

  8

その他

  3
  • 2022年3月
    堀田がインタビューを受けた記事. 著者: 今野 元, 小池康弘 『愛知県立大学外国語学部紀要 言語・文学編』54号, p. 197-222. https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/records/4886
  • 2018年2月
    「四十六年前の原点」『ここが私のターニングポイント ~転機が私を変えた~』2017(平成29)年度第15回掌編自分史作品集 かすがい市民文化財団、2018年2月(pp.190-195所収) 「スペイン語学徒のスペイン語国旅行記 メキシコ ハラパ市編」に一部語句修正し写真を加えて掲載。このResearchmapの本サイトWorks(作品等)に「スペイン語学徒のメキシコ旅行記(3)として掲載。
  • 2015年3月
    愛知県立大学外国語学部紀要 第47号 言語・文学編 および 地域研究・国際学編 pp. v - xii. https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/records/2209 https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/records/2210