BA活動における低放射化フェライト鋼研究開発
10th Japan-China Symposium on Materials for Advanced Energy Systems and Fission \& Fusion Engineering (JCS-10)
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2010年10月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
原型炉ブランケットにむけた構造材料開発は、原型炉実現にむけた重要なファクターの一つである。F82Hに代表される低放射化フェライト鋼は、原型炉の第一候補構造材料とみなされており技術基盤が整っていることが求められる。これらに加えて、核融合中性子照射下で構造材として用いるためには、核融合中性子照射をうける構造物の設計技術が開発される必要がある。これらの事項は、日欧間で進められる「幅広いアプローチ(BA)」活動における国際核融合エネルギー研究センターで、原型炉ブランケットにむけた材料工学開発における重要な研究開発項目と位置付けられており、これが原型炉設計クライテリア及び許認可の技術的基礎になることが期待されている。本論文では、BA活動における低放射化フェライト鋼研究開発活動について、開発対象とする技術課題を概説する。