講演・口頭発表等

低放射化フェライト鋼F82Hの製造プロセスにおける潜在因子の影響

日本原子力学会2013年秋の大会
  • 酒瀬川 英雄
  • ,
  • 谷川 博康
  • ,
  • 谷川 尚
  • ,
  • 廣瀬 貴規

開催年月日
2013年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
八戸
国・地域
日本

低放射化フェライト鋼F82HはITER及び原型炉以降のブランケット構造材料として利用される。現在、BA活動を通じて原型炉の実現に向けたF82Hの大量製造技術の研究開発が進められており、これまでのラボスケールでは注目することのなかった製造プロセス因子の材料特性に対する影響調査、つまり、大量製造に特有のいわば潜在因子の洗い出しを行っている。とりわけ材料研究開発を主眼としたラボスケールでは扱う必要がなかったような大型部材(例えば、約100mm厚さの板や2000mmを超える長さの板など)に対しては、加工履歴(加工度)の変化や質量効果による熱処理感受性の変化に起因する材料特性の変化が予想される。ここでは鍛造比及び焼ならし後の冷却方法の材料特性への影響を調査した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5042487