講演・口頭発表等

電気炉溶解した低放射化フェライト鋼F82Hの材料特性

第10回核融合エネルギー連合講演会
  • 酒瀬川 英雄
  • ,
  • 谷川 博康

開催年月日
2014年6月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
つくば
国・地域
日本

核融合原型炉のためには約11,000トンの低放射化フェライト鋼が必要となる。この量はこれまで用いられてきた真空誘導溶解炉(数トン程度)のみの利用で対応できる量ではなく、より多くの量を溶解できる商用電気炉(数十トン以上、最大級で数百トン)の利用が必要となる。しかしこのような溶解量のスケールアップは材料特性に影響を及ぼすことが一般的であり、もし有意な特性低下が認められた場合、材料の実用化に際して解決すべき最初の課題となる。そこでここでは上記の大量製造を目標として電気炉溶解によるF82H(BA12ヒート鋼: Fe-8Cr-2W-0.2V-0.08Ta)を製作しその材料特性を調査した。そしてこれまで取得済みのF82Hの材料特性と比較することで、その影響を明らかとすることを目的とした。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5046455