2007年 - 2009年
ナノテクノロジーを利用した組織障害を最小化する臨床用膵島分離技術の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
膵島移植医療の成績を決定する膵島分離工程のうち膵島純化と膵臓消化の工程の技術改良を微細工学分野の知見を適応することで実現することを目指した。膵島純化工程では、流体力学的解析によりせん断が分離膵島の破壊に関与することを明らかとし、粘度の低い溶液を使用することにより分離膵島量を向上させることに成功した。また、膵臓消化工程では、ナノバブルによる溶液の酸素化を目的として、消化中の膵臓の酸素消費量の測定を行った。
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- 課題番号 : 19390333
- 体系的課題番号 : JP19390333