MISC

1995年6月

ラット肝細胞spheroidをbioreactorとするhollow fiber型人工肝臓の開発

人工臓器
  • 白羽 英則
  • ,
  • 小出 典男
  • ,
  • 真治 紀之

24
3
開始ページ
740
終了ページ
743
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11392/jsao1972.24.740
出版者・発行元
(一社)日本人工臓器学会

培養槽にhollow fiberを用い,bioreactorとしてアガロースのマイクロビーズにカプセル化したラット肝細胞spheroidを用いた生物学的人工肝臓モデルを作成した. 1)培養液のpH,溶存酸素濃度をモニターしフィードバック制御を行うことによってbioreactorの培養条件を自動的に一定に保つことができた. 2)Albuminの産生は培養期間を通じて2.0mg/l/hour,transferrinの産生は培養開始から24時間まで0.84mg/l/hourとよく保たれていた. 3)Bioreactorとした肝細胞spheroidのviabilityは培養前91%,培養後86%とほとんど変化がなく,形態もよく保たれていた

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11392/jsao1972.24.740
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10005627796
ID情報
  • DOI : 10.11392/jsao1972.24.740
  • ISSN : 0300-0818
  • 医中誌Web ID : 1996005538
  • CiNii Articles ID : 10005627796

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