2018年6月
J-PARC LinacおよびRCSにおけるモータ制御システムの改良
Proceedings of 9th International Particle Accelerator Conference (IPAC '18) (Internet)
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- 開始ページ
- 2180
- 終了ページ
- 2182
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18429/JACoW-IPAC2018-WEPAL015
J-PARCのワイヤスキャナーおよびRCSのコリメータにおいて使用されているステッピングモータの制御系は、VMEをベースとして構成されている。これらの制御系を構成するほとんどの機器は、使用から10年以上が経っている。そのため、装置の経年変化に対する対策が必要となっている。さらに、放射線に起因すると考えられる制御系の誤動作対策も必要となっている。そのよう状況において、2016年に、RCSコリメータのモータ制御システムに不具合が発生した。そのため、これを機として、誤動作が発生しても機器の安全性を確保するモータ制御システムの製作を進めることとなった。本稿では、不具合の原因推定と、その結果より安全かつ安定的な利用運転のために製作した、高い安全性を持つモータ制御システムの詳細を示す。
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- DOI : 10.18429/JACoW-IPAC2018-WEPAL015