MISC

2015年9月

IFMIF/EVEDA加速器の入射器試験におけるPulse Duty管理システムの開発

Proceedings of 12th Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan (インターネット)
  • 高橋 博樹
  • ,
  • 成田 隆宏
  • ,
  • 宇佐美 潤紀
  • ,
  • 榊 泰直
  • ,
  • 小島 敏行*

開始ページ
756
終了ページ
759
記述言語
日本語
掲載種別

IFMIF/EVEDA加速器(LIPAc)制御系の人員保護システム(PPS)では、人員の加速器室への入退出を管理するだけなく、ビーム運転時に発生する放射線により運転員などが不要に被ばくすることがないよう、許認可に基づいてビーム発生量の管理を行う必要がある。そのため、入射器のコミッショニングにおいては、入射器からのビーム発生量を、ビーム発生時間を計測することで管理することとなった。そこでビーム発生時間を管理するために、PPSのサブシステムとしてPulse Duty管理システム(PDMS)を設計し開発し、その機能試験を入射器のコミッショニング試験においてH$^{+}$ビームを用いて実施した。その結果、開発したPDMSが、PPSが入射器のビーム運転許可信号をキャンセルした後、入射器のビームが実際に停止するまでの遅れ時間をも十分考慮した機能を有しており、安全を十分考慮したPulse Duty管理が実現できることを確認した。本件では、PDMSの概要を説明するとともに、入射器のコミッショニングにおける試験結果を示し、本システムの開発状況について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5052574

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