MISC

2016年2月

J-PARC物質生命科学実験施設(MLF)全体制御システムの進捗状況

JAEA-Conf 2015-002
  • 酒井 健二
  • ,
  • 大井 元貴
  • ,
  • 渡辺 聡彦
  • ,
  • 甲斐 哲也
  • ,
  • 加藤 裕子
  • ,
  • 明午 伸一郎
  • ,
  • 高田 弘

開始ページ
593
終了ページ
598
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.11484/jaea-conf-2015-002

安全で安定なビーム運転のために、MLFでは、統括制御、インターロック、サーバ、ネットワーク、タイミング配信システムからなる全体制御システム(MLF-GCS)を稼働している。2008年の最初の陽子ビームの受け入れ以来、MLF-GCSは、ビームパワー増強に伴うターゲット機器のアップグレードや、ユーザー実験装置の毎年の増設に対応しながらも、大きなトラブルもなく安定した運転を実現してきた。しかしながら、近年は、長期に渡る継続的な施設運転の観点から、GCSの大掛かりな改造が進められている。例えば、メンテナンス時の柔軟性を高める目的で、基盤ソフトウェアを変更することで、GCSの監視操作システムがアップグレードされた。またJ-PARCの安全体制の再構築に従い、GCSのインターロックシステムも改良された。本論文では、MLF-GCSの近年の進捗状況について報告する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-conf-2015-002
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5048611
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-conf-2015-002

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