2015年4月 - 2018年3月
日本語と朝鮮語における節連結の対照言語学的研究―中止法によるものを中心に―
日本学術振興会 科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金(基盤研究 (C) )) 基盤研究 (C)
- 課題番号
- 15K02481
- 体系的課題番号
- JP15K02481
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,250,000円
- (直接経費)
- 2,500,000円
- (間接経費)
- 750,000円
- 資金種別
- 競争的資金
日本語と朝鮮語における節連結にかかわる複合格助詞や敬語表現などについて詳しく考察すると,動詞連用形は,朝鮮語に比べて日本語の方が広範囲にわたって利用されていることが明らかになる。また,両言語間のこの相違は,朝鮮語は語なら語,節・文なら節・文といったように,基本的には語と節・文の地位を区別する仕組みになっているのに対して,日本語は語と節・文が重なって融合している性質のものが存在する仕組みになっている,といった両言語間における形態・統語的仕組みの相違が起因していることが証明される。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K02481
- 体系的課題番号 : JP15K02481
この研究課題の成果一覧
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論文
2-
藤田保幸・山崎誠(編)『形式語研究の現在』(和泉書院) 515-559 2018年5月30日 招待有り
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福田嘉一郎・建石始(編)『名詞類の文法』(くろしお出版) 143-163 2016年11月25日 招待有り
講演・口頭発表等
2-
朝鮮語研究会第250回記念シンポジウム「言語学と朝鮮語」(東京大学駒場キャンパス) 2016年9月11日 招待有り
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第12回形式語研究会(北海道教育大学札幌駅前サテライト) 2016年8月20日