REIC/Dkk-3遺伝子を基盤シーズとする日本発の癌標的治療の創出基盤を強化し、泌尿器科領域の癌のみならず、多くの難治固形癌に対する、癌免疫逃避の抑制および癌ワクチン化を目的とした、次世代REIC遺伝子発現制限増殖型アデノウイルスベクター（腫瘍融解性Ad-REIC）遺伝子治療の抗腫瘍免疫学的な展開基盤になるものと判断される。