2011年4月 - 2014年3月
虚弱高齢者の定量的身体機能計測に基づいた縦断的転倒リスク評価指標の構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
高齢者において転倒骨折は要介護や寝たきりの要因であり転倒予防が急務である.転倒予防には身体機能の観点から1.下肢筋力,2.歩行機能,3.バランス機能が密接に関連している.
本研究では,これら3項目の定量的計測システムを開発し,虚弱高齢者を含む500名近い高齢者の身体機能について横断的,縦断的観点から計測を行った.本成果より定量的計測結果に基づいた転倒リスク指標の構築が行えた.
本転倒リスク指標を用いて,足部ケアと運動の介入研究を実施した.その結果,3項目の改善が認められ,並行して行った医療費分析より,前年よりも平均5万円の減少,特に転倒リスク群は11万円減少することが明らかになった.
本研究では,これら3項目の定量的計測システムを開発し,虚弱高齢者を含む500名近い高齢者の身体機能について横断的,縦断的観点から計測を行った.本成果より定量的計測結果に基づいた転倒リスク指標の構築が行えた.
本転倒リスク指標を用いて,足部ケアと運動の介入研究を実施した.その結果,3項目の改善が認められ,並行して行った医療費分析より,前年よりも平均5万円の減少,特に転倒リスク群は11万円減少することが明らかになった.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23300213
- 体系的課題番号 : JP23300213