2014年4月 - 2018年3月
音楽表現の新たな素材としてのヒューマンビートボックスに関する基礎研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、ヒューマンビートボックスがどのように発祥し発展を遂げてきたかを、世界的に活躍するビートボクサーの様々な演奏記録から明らかにした。その結果、ヒューマンビートボックスは、ヒップホップ文化の音楽の中で、人間の音声器官を使用して既存の楽器や様々な装置の音を模倣したことが始まりであり、発祥は1984年頃であることが明らかとなった。また、日本においては2000年に入ってから日本人として初めて世界的に認知されたビートボクサーAFRAの登場によって、急速に発展を遂げたことがわかった。今後はアーカイブの分析のためのコーパスの作成が急務である。
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- 課題番号 : 26370193
- 体系的課題番号 : JP26370193
この研究課題の成果一覧
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論文
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音楽表現学 17 33-52 2019年 査読有り筆頭著者最終著者責任著者
講演・口頭発表等
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一般社団法人 電子情報通信学会 2023年7月2日 招待有り
メディア報道
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TBS 新・情報7daysニュースキャスター|TBSテレビ Grand BeatBox 日本人上位入賞 Grand BeatBox 世界大会の上位3位までのうち、1位と3位を日本人が独占 基礎資料提供、歴史的背景の裏取り 2021年10月31日 テレビ・ラジオ番組
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NHK 教育テレビ すイエんサー 2018年11月 テレビ・ラジオ番組
社会貢献活動
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