論文

査読有り 最終著者
2023年1月

デジタルアーカイブを活用したキュレーション学習モデル:探究学習における「問い」と「資料」の接続

デジタルアーカイブ学会誌
  • 大井 将生
  • ,
  • 宮田 諭志
  • ,
  • 大野 健人
  • ,
  • 大向 一輝
  • ,
  • 渡邉 英徳

7
1
開始ページ
e1
終了ページ
e9
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.24506/jsda.7.1_e1
出版者・発行元
デジタルアーカイブ学会

本研究の目的は、探究学習における生徒の「問い」と「資料」の接続を支援する学習モデルを開発することである。その手法として、生徒自身の「問い」を起点とした「キュレーション学習」を提案する。また、分野横断型検索プラットフォーム「ジャパンサーチ」の検索機能と協働キュレーション機能を「キュレーション学習」における協働的な資料収集と「問い」の構造化を支援する空間として活用する。この手法を用いて、中学校において継続的な授業実践を行ない、生徒のリテラシー変容を分析する。その結果、学習成果物に対する評価点が有意に上昇し、生徒の「問い」に基づいて「資料」を収集する力や「資料」をもとに考察する力が向上したことが示唆された。このことから、提案手法の効果が確認され、探究学習における生徒の「問い」と「資料」の接続を支援する学習モデルを開発することができたと考える。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.24506/jsda.7.1_e1
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390575683445717504?lang=ja
ID情報
  • DOI : 10.24506/jsda.7.1_e1
  • ISSN : 2432-9762
  • eISSN : 2432-9770
  • CiNii Research ID : 1390575683445717504

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