2011年9月
研究施設から発生する廃棄物に対する体系的な放射能分析法
日本原子力学会和文論文誌
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- 巻
- 10
- 号
- 3
- 開始ページ
- 216
- 終了ページ
- 225
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3327/taesj.J10.029
- 出版者・発行元
- Atomic Energy Society of Japan
研究施設から発生する放射性廃棄物を対象として抽出された処分安全評価上重要となる放射性核種を、簡易かつ迅速に分析する手法の開発を進めている。本検討では、高効率非破壊$\gamma$線測定法,難溶解性試料の迅速前処理法,固相抽出剤を用いた迅速核種分離法等から構成される体系的な廃棄物放射能分析法の適用性を確認するため、研究施設から実際に発生した濃縮廃液,焼却灰,金属配管等の放射能分析を本法により実施した。その結果、回収率や検出限界,核種分離性能等の観点から、本法が従来法と同等以上の性能を有していることが明らかとなった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3327/taesj.J10.029
- ISSN : 1347-2879
- CiNii Articles ID : 130002149515