市古太郎

J-GLOBALへ         更新日: 18/09/29 18:27
 
アバター
研究者氏名
市古太郎
 
イチコ タロウ
eメール
ichiko-tarotmu.ac.jp
URL
http://disaster-research.cocolog-nifty.com/blog/
所属
首都大学東京
部署
都市環境学部 都市政策科学科
職名
教授
学位
博士(都市科学)(東京都立大学)
ORCID ID
0000-0002-8513-3587

プロフィール

 都市計画学の視点で,自然災害リスクへの対処の方法論を構築することを自分のミッションとしています.研究領域は大きく2つからなります

 第1に,自然災害からの人々と社会の回復の営みに関する研究です.大学院博士前期に在学中に阪神・淡路大震災に直面して以来,調査を行ってきた災害は下記となります.
 トルコマルマラ地震(1999/8月),台湾集集地震(1999/9月),新潟中越地震(2004/10月),インド洋大津波(2004/12月),新潟中越沖地震(2007/7月),中国四川地震(2008/5月),スマトラ島西部地震(2009/9月),東日本大震災(2011/3月),長野県北部地震(2011/3月),伊豆大島台風26号土石流災害(2013/10月),熊本地震(2016/3月)
 上記の災害調査においては「回復」という視点が主要な視点とし,また東日本大震災での気仙沼階上地区での移転型住宅再建など,直接的な支援に関わらせていただいたことも,都市計画学の研究への貢献として大きかったと思っています.

 第2に,災害からの回復過程の知見に基づき,東京を中心とした「事前復興まちづくり」に関する研究です.こちらは第1の回復過程に関する研究以上に「アクション・リサーチ」という面が強い研究領域です.事前復興まちづくりは2000年代以降に広がり,東京では50地区以上で「復興まちづくり訓練」の実績がありますが,研究室として,葛飾区,練馬区,豊島区,八王子市,港区での取り組みに従事させていただく機会をいただいています.
 合わせて,2017年度から科研費助成も受けて「事前復興計画の日米比較」研究も進めています.これも純粋な国際比較研究をめざすという以上に,日本の災害対策およぼ都市づくりの主要な営みに成長しつつある「事前復興計画」について,日本の条件を考慮しつつも,都市計画学としての理論化を進めたい,という視点からです.
 
 今後も多くの研究者,学生,専門家,市民の方々と議論ができれば,と思っています.

研究分野

 
 

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
首都大学東京 都市政策科学科 教授
 
2016年4月
 - 
現在
日本女子大学 住居学科 非常勤講師
 
2011年10月
 - 
2017年3月
首都大学東京 建築都市コース 准教授
 
2001年4月
 - 
2011年9月
東京都立大学(首都大学東京) 都市科学研究科 助手
 
1999年
 - 
2001年
日本大学理工学部 助手
 

学歴

 
1996年4月
 - 
2000年3月
東京都立大学 都市科学研究科 博士後期課程 
 
1994年4月
 - 
1996年3月
東京都立大学 都市科学研究科 博士前期課程 
 
 
 - 
1994年
名古屋大学 工学部 
 

委員歴

 
2017年4月
 - 
現在
日本建築学会  事前復興・災害対策小委員会 主査
 
2015年4月
 - 
現在
日本建築学会  都市計画委員会
 
2013年6月
 - 
現在
地域安全学会  理事
 
2015年4月
 - 
2019年3月
日本建築学会  インナーコミュニティ研究小委員会
 
2011年4月
 - 
2018年3月
地域安全学会  学術委員
 

受賞

 
2017年5月
日本都市計画学会 年間優秀論文賞 大都市郊外の未密集市街地域を対象とした自治体事前復興まちづくりの展開に関する研究
 
2010年5月
日本都市計画学会 論文奨励賞
 
2006年5月
地域安全学会 論文奨励賞
 

論文

 
市古太郎, 讃岐亮, 吉川仁, 中林一樹
都市計画論文集(CD-ROM)   51(2-3) ROMBUNNO.Vol.51No.3,30   2016年10月
市古太郎
日本不動産学会誌   29(4) 54‐60   2016年3月
市古 太郎, 讃岐 亮, 中林 一樹
地域安全学会論文集   (19) 71-79   2013年3月
市古 太郎, 吉川 仁, 中林 一樹
都市計画論文集 = Papers on city planning   47(3) 877-882   2012年10月
東日本大震災をうけて東京都は、2012年4月に新しい地震被害想定を公表し、都民のニーズに応えるべく、震災対策の見直しを進めている。都市防災分野においても、阪神・淡路大震災以降の取り組みを検証し、見直しを図っていく必要があろう。 本研究では、都市防災対策の1つとして位置づけられる事前復興まちづくりについて、その中心的な試みである「震災復興まちづくり訓練」に焦点をあて、東京都全体で36地区にのぼっていること、実施地区の特性について考察したのち、8地区を対象に、復興訓練プログラムの特性および参加...
市古 太郎, 磯打 千雅子, 土屋 依子, 村上 正浩
地域安全学会論文集   (15) 405-414   2011年11月
This study intended to clarify collaboration activites and needs between community organization for disaster prevention and other related sectors. As a result of a questionaire survey in Machida city (420 thouthands people), gathered survey sheets...

Misc

 
事前復興論に基づく震災復興まちづくり模擬訓練の設計と試行
地域安全学会論文集   (6) 10-19   2004年
法線走査法による建物隣接空地の定量化-空地の直和分解モデルとその実装-
日本都市計画学会学術研究論文集   (39) 27-32   2004年
地方小都市集集における921大震災市街地復興の経緯と個別住宅再建問題の構図
建築学会梗概集   F-1-7143,341-342    2004年
台湾集集鎮における921地震災害からの市街地復興過程の空間的様相
建築学会梗概集F-1   pp.465-466    2003年
A Comparative study of Built-up Area Reconstruction Measure and Strategy among Earthquake Disasters of Hanshin Awaji (Japan), East Marmara(Turkey) and 921 Chi-chi (Taiwan)
Proceedings of International Symposiumn on Urban Planning   B2-3-1    2002年

講演・口頭発表等

 
岩本真利奈, 平木繁, 市古太郎
日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2018年7月20日   
平木繁, 市古太郎
日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2017年7月20日   
宮武沙良, 市古太郎
日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2016年7月20日   
高橋進吾, 市古太郎, 連健夫
日本建築学会大会学術講演梗概集・建築デザイン発表梗概集(CD-ROM)   2015年7月20日   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
日米比較を通した事前復興まちづくり手法の体系化
文部科学省: 科学研究費補助金基盤C
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 市古太郎
東日本大震災を踏まえた応急仮設住宅「熊本型デフォルト」の検証
文部科学省: 科学研究費補助金基盤B
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月    代表者: 岩佐明彦
スマトラ島西部地震からの現地漸進型と集団移転型集落再建プロセスの空間論的比較分析
文部科学省: 科学研究費補助金基盤C
研究期間: 2011年4月 - 2015年3月    代表者: 市古太郎
地震災害からの地域復興戦略に関する日本・トルコ・台湾の国際比較研究
文部科学省: 科学研究費補助金基盤A
研究期間: 2001年 - 2007年    代表者: 中林一樹
事前復興論に基づく防災まちづくり技術のリ・デザイン
科学研究費補助金
研究期間: 2005年 - 2008年    代表者: 市古太郎