1995年 - 1996年
虚血脳細胞死のメカニズムの解明と神経移植による機能の再建
文部科学省 科学研究費補助金(一般研究(B), 基盤研究(B)) 一般研究(B), 基盤研究(B)
- 課題番号
- 07458223
- 体系的課題番号
- JP07458223
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 7,700,000円
- (直接経費)
- 7,700,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
平成7〜8年度の2年間にわたり、中大脳動脈虚血・再開通ラットモデルを用い、虚血脳細胞死のメカニズムの解析と虚血部位へ神経移植を行うことにより障害された脳機能の再建を試み、以下の成果をあげた。1.カルパインの脳内分布、その活性化とニューロン死μ-カルパイン80KDのN末アセチル化ペプチドに対する抗体を作成した。本抗体はN末delete前のμ-カルパイン(プロエンザイム)を認識する。この抗体を用いてカルパインの分布とその活性化を調べると、カルパインプロエンザイムはニューロンの核内に多量に存在し、次いで細胞質中に分布すること、しかしニューロン以外では赤血球中に存在するだけで他の細胞には検出できず神経細胞特異的であった。虚血後(0〜30分)にこのプロエンザイムのN末ペプチドが切断され、カルパインの活性化、Microtubule associated protein 2(MAP2)の消失、細胞骨格の障害そしてargyrophilicなdark neuron・(DN,障害されたニューロン)が出現することを明らかにした。一方、MAP2遺伝子を導入することによってMAP2を強制発現させたCOS7細胞はtubulin鎖の形成によって突起をもつ細胞に形質変化するが、この細胞は無グルコース/無酸素条件下でもargyrophilic(DN)にならないことが判明した。2.血液脳関門(BBB)の破綻虚血...
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- ID情報
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- 課題番号 : 07458223
- 体系的課題番号 : JP07458223