2024年10月25日
オンライン特別講義「活字文化/平面設計/教育」マカオ理工大学(孫明遠教授)
マカオ理工大学教授を務める孫明遠氏の企画による特別講義。全体として2つの内容を柱とした。第1に、タイポグラフィックな画面を空間として捉えることで、図像と文字がひとつの画面の中で融和することを示した。第2に、活版印刷技術が日本において普及した過程を確認し、活版印刷技術というメディアが経済原則と手わざによって発達したことを確認した。その上で、この2つの視点が、大学でのデザイン教育という現場においていかに相互に影響しているのかをあとづけることを試みた。