2013年4月 - 2016年3月
分子レベル同位体比精密分析による生態系解析手法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 25291101
- 体系的課題番号
- JP25291101
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 18,070,000円
- (直接経費)
- 13,900,000円
- (間接経費)
- 4,170,000円
本研究では、炭素・窒素同位体比に加え、生態系解析に用いることのできる分子レベルの同位体分析について検討した。
河川食物網は、陸域由来のリターと水域由来の付着藻類の両者を一次生産者とするが、一般的な河川生態食物網について、グルタミン酸とフェニルアラニンの窒素同位体比を用いた混合モデルを立てることで、食物網構造の推定を行えることを明らかにした。
炭素・窒素同位体比に加え、陸域と海域起源資源を分ける指標としてのイオウ同位体比、水循環を反映した物質の起源推定に有効な有機物の酸素同位体比、炭素の資源由来を反映する放射性炭素14値を活用した生態系解析手法の有効性を検証した。
河川食物網は、陸域由来のリターと水域由来の付着藻類の両者を一次生産者とするが、一般的な河川生態食物網について、グルタミン酸とフェニルアラニンの窒素同位体比を用いた混合モデルを立てることで、食物網構造の推定を行えることを明らかにした。
炭素・窒素同位体比に加え、陸域と海域起源資源を分ける指標としてのイオウ同位体比、水循環を反映した物質の起源推定に有効な有機物の酸素同位体比、炭素の資源由来を反映する放射性炭素14値を活用した生態系解析手法の有効性を検証した。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 25291101
- 体系的課題番号 : JP25291101