2016年4月 - 2018年3月
Akitaマウス(KK/Ta-Akita)を用いた重症糖尿病網膜症モデルの作成
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K20314
- 配分額
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- (総額)
- 1,430,000円
- (直接経費)
- 1,100,000円
- (間接経費)
- 330,000円
今回検討したAkitaマウス(KK/Ta-Akita)では、生後12ヶ月において網膜深層血管叢が脱落している所見を認めた。従来型Akitaマウス(C57BL/6-Akita)では網膜深層血管叢に大きな変化は認めておらず、新型Akitaマウスにのみ認める糖尿病網膜症所見である可能性が示唆された。最近の報告で、ヒトの糖尿病網膜症においても網膜深層血管叢から先に障害されることが報告されており、新型Akitaマウスは初期の糖尿病網膜症モデルとして今後幅広く利用されることが期待される結果であった。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K20314