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2018年10月15日

タンパク質・核酸の分子修飾 II.細胞質/オルガネラでの分子修飾 酸化還元状態 SH(ポリスルフィド)酸化

生体の科学
  • 西村明
  • ,
  • 井田智章
  • ,
  • 赤池孝章

69
5
開始ページ
448‐449
終了ページ
449
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11477/mf.2425200872
出版者・発行元
(公財)金原一郎記念医学医療振興財団

<文献概要>タンパク質システインのチオール(-SH)基は活性酸素種によって,スルフェン酸(-SOH)をはじめとする様々な酸化修飾を受けることが知られている。一方,システイン残基の多くが一般的なチオール基でなく,過剰にイオウ原子が結合したポリスルフィド基(-SSnH)であることが明らかになっており,これまで考えられていた以上に,システイン残基の酸化修飾の多様性と重要性が増している。本稿では,ポリスルフィド基の概念を加えた新たなシステイン残基の酸化修飾について概説する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11477/mf.2425200872
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201802287937114162
ID情報
  • DOI : 10.11477/mf.2425200872
  • ISSN : 0370-9531
  • eISSN : 1883-5503
  • 医中誌Web ID : 2019018721
  • J-Global ID : 201802287937114162

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